資料確認日:2026年10月13日

こんにちは、兵庫県加古川市・播磨町で学習塾「ニードモアアカデミー」を運営している三浦です。
当塾には、加古川市・播磨町・稲美町・明石市から、生徒の皆さんに通っていただいています。今回は、第三学区の普通科・総合学科22校について、9月の進学希望者数をまとめました。
志望校の希望者が増えていると、気になるのは当然だと思います。ただ、今回の数字は出願前の希望調査です。今の動きを把握したうえで、お子さんの成績やこれからの学習とあわせて考える材料にしていただければと思います。
参考記事 / 入試制度の解説兵庫県公立高校入試 完全攻略ガイド推薦・一般入試や内申点の仕組みをまとめています。受験年度の正式なルールは、県の募集要項もあわせてご確認ください。記事を読む別タブで開きます ↗
第三学区22校の増減
第三学区の全日制高校全体では、希望者数は前年9月の7,435人から、今年9月は7,447人になりました。全体では12人増と、ほぼ同じ人数です。
一方、学校別では違いが見られます。明石北の普通科は71人増、加古川南の総合学科は68人増。三木の普通科は55人増、小野の普通科は48人増でした。
下のグラフは、前年の同じ時期から何人増減したかを表しています。右に伸びる棒が増加、左に伸びる棒が減少です。

図1|2025年9月から2026年9月への人数の変化。県教育委員会資料7〜8ページをもとに作成。
※全日制全体の7,447人には、このグラフに載せていない専門学科などの希望者も含まれます。
人数と増減率で見る変化
増減率は、前年の希望者数に対して何%増減したかを示すものです。加古川南は337人から405人になり、68人増、増減率では20.2%増となっています。
| 学校・学科 | 2025年9月 → 2026年9月 | 人数の変化 | 割合の変化 |
|---|---|---|---|
| 加古川南・総合 | 337 → 405人 | +68人 | +20.2% |
| 小野・普通 | 214 → 262人 | +48人 | +22.4% |
| 高砂南・普通 | 227 → 176人 | −51人 | −22.5% |
| 播磨南・普通 | 145 → 103人 | −42人 | −29.0% |
加古川南・総合
- 2025年9月 → 2026年9月
- 337 → 405人
- 人数の変化
- +68人
- 割合の変化
- +20.2%
小野・普通
- 2025年9月 → 2026年9月
- 214 → 262人
- 人数の変化
- +48人
- 割合の変化
- +22.4%
高砂南・普通
- 2025年9月 → 2026年9月
- 227 → 176人
- 人数の変化
- −51人
- 割合の変化
- −22.5%
播磨南・普通
- 2025年9月 → 2026年9月
- 145 → 103人
- 人数の変化
- −42人
- 割合の変化
- −29.0%
増えた人数は加古川南の方が多く、前年の人数に対する増え方は小野の方が大きくなっています。もともとの希望者数が異なるため、人数と割合をあわせて見ると、変化を比較しやすくなります。
地域ごとの希望者数
明石
明石北の普通科は、335人から406人へ71人増えました。 明石清水の普通科も220人から257人へ37人増、明石南の総合学科は384人から403人へ19人増となっています。
一方、明石の普通科〈単位制〉は326人から297人へ29人減。明石城西の普通科は375人から340人へ35人減、明石西の普通科は344人から326人へ18人減でした。同じ市内でも、学校によって動きが分かれています。
加古川・播磨・稲美・高砂
加古川南の総合学科は、337人から405人へ68人増えました。 加古川東の普通科は31人増、加古川西の普通科は21人増。加古川北の普通科〈単位制〉は32人減っています。
東播磨の普通科は196人から190人へ6人減、播磨南の普通科は145人から103人へ42人減でした。高砂南の普通科も227人から176人へ51人減っています。
下の図では、灰色が2025年9月、オレンジ色が2026年9月の希望者数です。図をタップすると、別タブで大きくご覧いただけます。

図2|2025年9月と2026年9月の希望者数。県教育委員会資料7ページをもとに作成。
希望者の増減を、志望校選びにどう使うか
希望者数は、志望校を考えるための判断材料の一つです。 増えたことだけを理由に志望校を変えたり、減ったことだけで安心したりする段階ではありません。
9月の調査から実際の出願までは、希望する高校が変わることもあります。また、この資料からは、希望者の成績までは分かりません。お子さんの受験を考える際には、今後の募集定員や出願状況に加えて、模試・実力テストの結果も必要になります。
私たちは生徒の皆さんの挑戦を応援したいと考えています。そのうえで、合格に向けて足りない部分があれば、そこは率直にお伝えします。
「この高校に行きたい」という気持ちと、今の成績の両方を見ながら、これから何に取り組むかを具体的に決めていく。今回の調査も、そのために活用していきたいと思います。
参考記事 / 聴く塾便り 第21回中3にとっての二学期〜夏期講習を終えて〜志望校への挑戦をどう支えるか。二学期の過ごし方と、進路指導で大切にしていることをお話ししています。記事を読む別タブで開きます ↗
加古川東は、普通科と理数科で異なる動き
高校名だけでは分からない違いもあります。加古川東の普通科は351人から382人へ31人増えましたが、理数科は99人から83人へ16人減りました。

図3|加古川東の普通科と理数科の比較。県教育委員会資料7ページをもとに作成。
志望校の数字を見る際は、希望する学科まで含めて確認することが大切です。 このあとの一覧は普通科・総合学科22校を対象としています。理数科・商業科・工業科などの希望者数は、記事末尾の県の資料で確認できます。
学校別の希望者数と参考倍率
加古川・高砂・加古郡(播磨・稲美)、明石、北播磨の順に掲載しています。
比較対象は、2025年9月1日と2026年9月1日の希望者数です。
参考倍率の計算に使った人数
参考倍率は、2026年9月の希望者数を、資料に掲載されている2026年度の募集定員で割ったものです。加古川南なら、405人 ÷ 240人 = 約1.69倍となります。
この240人は、今年の春に入学した学年の定員です。来春の募集定員を使った数字ではないため、この記事では「参考倍率」と表記しています。
| 表の項目 | 数字の意味 |
|---|---|
| 2025年9月の希望者 | 前年9月1日時点の進学希望者数 |
| 2026年9月の希望者 | 今年9月1日時点の進学希望者数 |
| 2026年度定員 | 今年の春に入学した学年の募集定員 |
| 参考倍率 | 今年9月の希望者数 ÷ 2026年度定員 |
参考倍率が1倍を下回る学校もありますが、出願時の倍率や合格を保証するものではありません。今後発表される募集定員・出願状況と区別してご覧ください。
※普通科〈単位制〉と総合学科も、学科全体の募集定員で計算しています。スマートフォンでは、学校ごとに数字をまとめて表示しています。
加古川・高砂・加古郡(播磨・稲美)
| 学校・学科 | 2025年9月の希望者 | 2026年9月の希望者 | 増減 | 2026年度定員 | 参考倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 加古川東・普通 | 351人 | 382人 | +31人 | 280人 | 1.36倍 |
| 加古川西・普通 | 406人 | 427人 | +21人 | 280人 | 1.53倍 |
| 加古川北・普通〈単位制〉 | 313人 | 281人 | -32人 | 200人 | 1.41倍 |
| 加古川南・総合 | 337人 | 405人 | +68人 | 240人 | 1.69倍 |
| 東播磨・普通 | 196人 | 190人 | -6人 | 200人 | 0.95倍 |
| 高砂・普通 | 188人 | 190人 | +2人 | 200人 | 0.95倍 |
| 高砂南・普通 | 227人 | 176人 | -51人 | 240人 | 0.73倍 |
| 松陽・普通 | 100人 | 70人 | -30人 | 120人 | 0.58倍 |
| 播磨南・普通 | 145人 | 103人 | -42人 | 160人 | 0.64倍 |
加古川東・普通
- 2025年9月の希望者
- 351人
- 2026年9月の希望者
- 382人
- 増減
- +31人
- 2026年度定員
- 280人
- 参考倍率
- 1.36倍
加古川西・普通
- 2025年9月の希望者
- 406人
- 2026年9月の希望者
- 427人
- 増減
- +21人
- 2026年度定員
- 280人
- 参考倍率
- 1.53倍
加古川北・普通〈単位制〉
- 2025年9月の希望者
- 313人
- 2026年9月の希望者
- 281人
- 増減
- -32人
- 2026年度定員
- 200人
- 参考倍率
- 1.41倍
加古川南・総合
- 2025年9月の希望者
- 337人
- 2026年9月の希望者
- 405人
- 増減
- +68人
- 2026年度定員
- 240人
- 参考倍率
- 1.69倍
東播磨・普通
- 2025年9月の希望者
- 196人
- 2026年9月の希望者
- 190人
- 増減
- -6人
- 2026年度定員
- 200人
- 参考倍率
- 0.95倍
高砂・普通
- 2025年9月の希望者
- 188人
- 2026年9月の希望者
- 190人
- 増減
- +2人
- 2026年度定員
- 200人
- 参考倍率
- 0.95倍
高砂南・普通
- 2025年9月の希望者
- 227人
- 2026年9月の希望者
- 176人
- 増減
- -51人
- 2026年度定員
- 240人
- 参考倍率
- 0.73倍
松陽・普通
- 2025年9月の希望者
- 100人
- 2026年9月の希望者
- 70人
- 増減
- -30人
- 2026年度定員
- 120人
- 参考倍率
- 0.58倍
播磨南・普通
- 2025年9月の希望者
- 145人
- 2026年9月の希望者
- 103人
- 増減
- -42人
- 2026年度定員
- 160人
- 参考倍率
- 0.64倍
明石
| 学校・学科 | 2025年9月の希望者 | 2026年9月の希望者 | 増減 | 2026年度定員 | 参考倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 明石・普通〈単位制〉 | 326人 | 297人 | -29人 | 240人 | 1.24倍 |
| 明石北・普通 | 335人 | 406人 | +71人 | 280人 | 1.45倍 |
| 明石城西・普通 | 375人 | 340人 | -35人 | 280人 | 1.21倍 |
| 明石清水・普通 | 220人 | 257人 | +37人 | 320人 | 0.80倍 |
| 明石西・普通 | 344人 | 326人 | -18人 | 280人 | 1.16倍 |
| 明石南・総合 | 384人 | 403人 | +19人 | 280人 | 1.44倍 |
明石・普通〈単位制〉
- 2025年9月の希望者
- 326人
- 2026年9月の希望者
- 297人
- 増減
- -29人
- 2026年度定員
- 240人
- 参考倍率
- 1.24倍
明石北・普通
- 2025年9月の希望者
- 335人
- 2026年9月の希望者
- 406人
- 増減
- +71人
- 2026年度定員
- 280人
- 参考倍率
- 1.45倍
明石城西・普通
- 2025年9月の希望者
- 375人
- 2026年9月の希望者
- 340人
- 増減
- -35人
- 2026年度定員
- 280人
- 参考倍率
- 1.21倍
明石清水・普通
- 2025年9月の希望者
- 220人
- 2026年9月の希望者
- 257人
- 増減
- +37人
- 2026年度定員
- 320人
- 参考倍率
- 0.80倍
明石西・普通
- 2025年9月の希望者
- 344人
- 2026年9月の希望者
- 326人
- 増減
- -18人
- 2026年度定員
- 280人
- 参考倍率
- 1.16倍
明石南・総合
- 2025年9月の希望者
- 384人
- 2026年9月の希望者
- 403人
- 増減
- +19人
- 2026年度定員
- 280人
- 参考倍率
- 1.44倍
北播磨
| 学校・学科 | 2025年9月の希望者 | 2026年9月の希望者 | 増減 | 2026年度定員 | 参考倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 小野・普通 | 214人 | 262人 | +48人 | 160人 | 1.64倍 |
| 三木・普通 | 203人 | 258人 | +55人 | 240人 | 1.08倍 |
| 西脇・普通 | 208人 | 203人 | -5人 | 200人 | 1.02倍 |
| 社・普通 | 213人 | 177人 | -36人 | 160人 | 1.11倍 |
| 北条・普通〈単位制〉 | 80人 | 65人 | -15人 | 80人 | 0.81倍 |
| 多可・普通 | 49人 | 38人 | -11人 | 80人 | 0.48倍 |
| 三木総合・総合 | 174人 | 154人 | -20人 | 280人 | 0.55倍 |
小野・普通
- 2025年9月の希望者
- 214人
- 2026年9月の希望者
- 262人
- 増減
- +48人
- 2026年度定員
- 160人
- 参考倍率
- 1.64倍
三木・普通
- 2025年9月の希望者
- 203人
- 2026年9月の希望者
- 258人
- 増減
- +55人
- 2026年度定員
- 240人
- 参考倍率
- 1.08倍
西脇・普通
- 2025年9月の希望者
- 208人
- 2026年9月の希望者
- 203人
- 増減
- -5人
- 2026年度定員
- 200人
- 参考倍率
- 1.02倍
社・普通
- 2025年9月の希望者
- 213人
- 2026年9月の希望者
- 177人
- 増減
- -36人
- 2026年度定員
- 160人
- 参考倍率
- 1.11倍
北条・普通〈単位制〉
- 2025年9月の希望者
- 80人
- 2026年9月の希望者
- 65人
- 増減
- -15人
- 2026年度定員
- 80人
- 参考倍率
- 0.81倍
多可・普通
- 2025年9月の希望者
- 49人
- 2026年9月の希望者
- 38人
- 増減
- -11人
- 2026年度定員
- 80人
- 参考倍率
- 0.48倍
三木総合・総合
- 2025年9月の希望者
- 174人
- 2026年9月の希望者
- 154人
- 増減
- -20人
- 2026年度定員
- 280人
- 参考倍率
- 0.55倍
出典:兵庫県教育委員会「令和9年度高等学校進学希望者数等調査の結果」7〜8ページ。比較は2025年9月と2026年9月です。前年差・参考倍率は当塾で計算し、参考倍率は小数第3位を四捨五入しています。
秋から冬に向けて、勉強で取り組むこと

志望校の動向を確認したあとは、そこに向けた勉強をどう進めるかです。私が大切にしているのは、テストの結果から課題を見つけ、次の勉強に結びつけることです。
模試は、判定と一緒に答案も見る
模試を振り返るときは、判定とあわせて、問題ごとの正答率や間違えた理由も確認します。
例えば、多くの受験生が正解している問題を落としている場合は、優先して復習する候補になります。ただ、必要な問題の難しさは、志望校や今の学力によっても違います。どこから取り組むか迷う場合は、答案を見ながら塾で一緒に考えていきます。
覚えていなかったのか、解き方が分からなかったのか、計算や読み取りで間違えたのか。同じ失点でも、必要な練習は異なります。間違えた原因を確かめて、次に取り組む単元や問題を決めるところまでが、テストの振り返りです。
一度にすべてを直そうとせず、まずは優先する課題を絞る。その後のテストや演習で、前にできなかった問題が解けるようになったかを確認していきます。
参考記事 / 聴く塾便り 第35回模試を最大限活用する方法〜判定だけ見て終わらせない!〜成績表や答案のどこを見て、次の勉強にどうつなげるか。模試の振り返りを詳しく取り上げています。記事を読む別タブで開きます ↗
解説を理解したあと、自分で解けるか確かめる
解説を読んで納得できることと、何も見ずに解けることには違いがあります。
ニードモアでは、もう一度自分で解いてもらったり、考えた手順を説明してもらったりして、理解できているかを確認しています。説明することが苦手な場合もあるので、言葉が出てこないだけで理解していないと決めつけず、問いかけを小さく分けて確かめます。
ご家庭ですべての問題を教えたり、毎回の理解度を確認したりしていただく必要はありません。学習面の確認は、私たちも授業の中で担っていきます。
ご家庭での会話と、冬の面談について
志望校については、お子さんがその学校に惹かれている理由も、ぜひ聞かせていただきたいと思います。学びたい内容、部活動、学校見学で感じた雰囲気など、数字には表れない部分も学校選びの大切な材料です。
ご家庭では、結果とあわせて、最近取り組んでいることや、以前よりできるようになったことにも目を向けていただければと思います。勉強の進め方や声のかけ方に迷われることがあれば、ご家庭だけで抱えずにご相談ください。
冬の面談で相談したいこと
ニードモアアカデミーの面談は冬に行います。 志望校への気持ちと、それまでのテスト結果をあわせて、受験に向けた方針を相談していきます。
| 面談で共有したいこと | 内容 |
|---|---|
| 志望する高校・学科 | 行きたい理由や、迷っている学校 |
| 最近のテスト結果 | 模試・実力テストの成績表や答案 |
| 家庭での様子 | 学習の進み具合や、困っていること |
| 確認しておきたいこと | 志望校との距離、優先する教科・単元など |
面談では、気になることをそのままお聞かせください。答案やご家庭での様子をもとに、私たちからも具体的にお話しできればと思います。
おわりに
今回の調査では、第三学区全体の希望者数は前年とほぼ同じでしたが、学校ごとの増減には違いがありました。
今はまだ9月時点の希望調査です。志望校の動きを把握しつつ、お子さんがこれから伸ばしていけるところも見ながら、受験に向けた準備を進めていきましょう。
ニードモアアカデミーでは、生徒の皆さんの希望を大切にしながら、必要な課題も具体的にお伝えしていきます。志望校や勉強について気になることがあれば、ご相談ください。
出典・公式資料
- 兵庫県教育委員会・学事課:「令和9年度高等学校進学希望者数等調査(R8.9月実施)」を掲載。
- 調査結果PDF:調査概要1ページ、第三学区7〜8ページ。
- 公立高等学校の募集定員の掲載ページ:今後の正式な募集定員を確認する際の参照先。
調査対象は、2027年春に卒業予定の県内の国公立中学校の生徒です。調査日は2026年9月1日。増減率は小数第2位を四捨五入しています。
資料確認日:2026年10月13日。表・グラフは公式の数値をもとに当塾が独自に作成しました。参考倍率・前年差・増減率は当塾の計算値であり、県教育委員会が公表した2027年度の確定倍率ではありません。


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