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接頭辞は調味料で接尾辞は調理法!〜30個覚えるだけで1000単語マスター!?〜

こんにちは、兵庫県加古川市・播磨町で学習塾「ニードモアアカデミー」を運営している三浦です。

前回は「英単語を覚えられない」という悩みに対して、解決策の一つになり得る接尾辞(単語の最後につくもの)について話していきました。

今回は、そこに接頭辞(単語の頭につくもの)も追加して単語構造についてもっと深掘りしていきたいと思います!

目次

食べたことのない料理の味がわかる?カポナータの秘密

いきなりですが、あなたは「カポナータ」という料理を知っていますか?

カポナータは、ナスやトマトなどの野菜を煮込んだイタリア料理です。

使われている調味料は:

  • 砂糖
  • オリーブオイル

食べたことがなくても、「甘酸っぱい味かな?」って想像できますよね?

ここに英単語学習にも応用できるヒントが隠されています!

英単語も料理と同じ!パーツを覚えれば意味がわかる

英単語も料理と全く同じです。知らない単語でも「パーツ」がわかれば意味を推測できるんです。

例えば semicircle という単語:

  • semi = 「半分の」(これが調味料)
  • circle = 「円」(これがメインの食材)

答え:半円

semiの「味」がわかれば、他の単語も理解できます:

  • semidry = 半乾き
  • semiwild = 半野生
  • semiprofessional = セミプロ

つまり、semiという1つの「調味料」を覚えるだけで、たくさんの単語がわかるようになるんです!

接頭辞と接尾辞って何が違うの?

英単語には2つの重要なパーツがあります:

接頭辞(前につくパーツ)

  • 単語のにつく
  • 意味の方向性を変える
  • 品詞は変わらない

例:view(見る)

  • review = もう一度見る
  • preview = 前もって見る → どちらも「見る」という動詞のまま

接尾辞(後ろにつくパーツ)

  • 単語の後ろにつく
  • 品詞を変える
  • 完全に違う種類の言葉になる

例:view(見る・動詞)

  • viewer = 見る人(名詞) → 動詞が名詞に変化

わかりやすい例え:お肉料理で理解しよう!

料理で例えるとこんな感じです:

接頭辞 = 調味料

お肉に塩をかけても「お肉」のまま(品詞不変) でも「しょっぱいお肉」になる(意味の方向性が変化)

接尾辞 = 調理法

お肉を焼くと「ステーキ」になる(品詞変化) 煮込むと「シチューの具」になる(全く別物)

つまり:

  • 接頭辞 = 味付けするだけ
  • 接尾辞 = 料理の種類を変える

絶対覚えたい!重要な接頭辞一覧

まずはこれを覚えよう!

よく使われる接頭辞です:

「反対」グループ

  • un- = ない、反対
    • happyunhappy(不幸)
  • dis- = 否定、反対
    • agreedisagree(反対する)

「時間」グループ

  • re- = もう一度
    • writerewrite(書き直す)
  • pre- = 前もって
    • prepare(準備する)

「位置・程度」グループ

  • over- = やりすぎ
    • sleepoversleep(寝坊)
  • under- = 下
    • groundunderground(地下)
  • inter- = 間
    • nationalinternational(国際的)

まずは頻出の接頭辞をマスターしましょう!

長い単語の正体!前と後ろのダブルコンボ

実は、1つの単語に接頭辞と接尾辞が両方ついていることもあります。

よく見る例

unbelievable(信じられない)

  • un-(否定の接頭辞)+ believe(信じる)+ -able(できるという意味の接尾辞)
  • = 信じることができない → 信じられない

unfortunately(残念ながら)

  • un-(否定の接頭辞)+ fortune(幸運)+ -ate(接尾辞1)+ -ly(接尾辞2)
  • = 幸運でない状態で → 残念ながら

これから長い単語を見たら「前と後ろに何かついてるかも?」と構造を考えてみてください!

驚きの計算結果!30個で1000単語マスター

では、ここで接辞マスターの威力がどのくらいすごいのか簡単に計算してみましょう!

あなたが覚えるもの

  • 基本単語:10個
  • 接頭辞:10個
  • 接尾辞:10個
  • 合計:30個だけ!

理解できる単語数

  1. 基本単語のみ:10個
  2. 接頭辞がついた単語:10 × 10 = 100個
  3. 接尾辞がついた単語:10 × 10 = 100個
  4. 両方ついた単語:10 × 10 × 10 = 1,000個

結果

30個覚えるだけで、1,210個の単語が理解できる!

これは単純計算なので実際の数とは異なりますが、

たった30個で数百〜数千個!これが構造で覚える威力です!

まとめ

英単語の覚え方を変えるだけで、学習効果は劇的に変わります。

今日から意識すること

  1. 接頭辞 = 調味料(意味の方向性を変える)
  2. 接尾辞 = 調理法(意味に加えて品詞も変える)
  3. 単語 = 料理(パーツの組み合わせ)

得られる効果

  • 効率的な語彙力アップ
  • 知らない単語の意味推測
  • 文法理解の向上
  • 30個で1000単語レベルの学習効果

あなたの英単語学習がもっと楽しくなることを願っています!


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