MENU
東加古川校公式LINE追加

東加古川校公式LINE追加

友だち追加
土山校公式LINE追加

土山校公式LINE追加

友だち追加

中3にとっての二学期〜夏期講習を終えて〜

こんにちは、兵庫県加古川市・播磨町で学習塾「ニードモアアカデミー」を運営している三浦です。

今回の「ニードモアの聴く塾便り」第21回では、中3受験生にとって重要な時期である「2学期」について話し合いました。

夏休みが終わり、いよいよ受験本番に向けたラストスパートが始まる2学期。。

この時期の過ごし方について今一度考え直す機会にしてもらえればと思います!!

目次

夏期講習の成果を確認!

デイリーテストの厳しいルールと成果

ニードモアアカデミーでは、中3の夏休みに「デイリーテスト」を実施しています。このテストの特徴は以下の通りです:

  • 毎日5教科実施
  • 合格点は全科目80%
  • **再テストは90%**で合格
  • 合格するまで帰れないという厳格なルール

今年の受験生たちも、最初は「本当に乗り越えられるのか」と不安そうでしたが、40日間の積み重ねで以下の力を身につけました:

  • 基礎学力の完全定着
  • 継続する習慣力
  • プレッシャーに負けない精神力
  • 基本問題を確実に取る力

夏期講習で基礎から応用への転換点を迎える

夏期講習では、これまでの学年教材から入試対策教材へとシフト。

中学1年生から3年生までの総復習を完了し、受験生としての基本体制が整いました。

例えば:

  • 一次関数の基本を理解し直した生徒→2学期では利用問題や複合問題に挑戦
  • 英語の文法を固めた生徒→長文読解でその知識を活用

このように、夏で培った基礎力を2学期以降の実践的な演習につなげていくことが重要です。

2学期の模試戦略!〜3回の模試の意味を理解〜

各回の模試の役割と目的

ニードモアアカデミーでは年3回の模試を実施しており、それぞれに明確な目的があります:

第1回目(9月上旬):夏期講習成果の確認

  • 夏期講習を終えた段階での実力測定
  • 弱点分野の洗い出しと分析
  • 今後の学習戦略の指標作り

第2回目(冬休み前):志望校決定の判断材料

  • 2学期の学習内容を含む、より本番に近い出題範囲
  • 志望校の最終調整に活用
  • 合否判定の精度が高まる重要な回

第3回目(冬休み明け):最終確認

  • 入試直前の実力チェック
  • 最後の調整ポイントの確認

模試結果との正しい向き合い方

大切なのは各回の模試で一喜一憂することではなく、「どの分野ができて、どの分野がまだ足りないのか」を冷静に分析することです。特に第1回目の結果で志望校を諦める必要はありません。

内申点確保!2学期が「最後のチャンス」

兵庫県公立高校入試における内申点の重要性

兵庫県の公立高校入試では、内申点が50%の重みを持ちます。

そして、この内申点は2学期の成績でほぼ確定します。

つまり:

  • 3学期に入ると内申点を上げることはできない
  • 2学期こそが内申点アップの最後のチャンス
  • 定期テスト対策への取り組み方を根本的に変える必要がある

2学期の心構え

中3の2学期は「常にテスト期間」だと考えて取り組む必要があります。実力テストも毎月あるため、テスト期間ではない時期など存在しないと言っても過言ではありません。

志望校選択のポイント!

12月三者面談での最終決定

夏の面談時点で曖昧だった志望校も、12月の三者面談でほぼ確定します。

この時期の志望校選択で我々が大切にしていること:

  • データと経験に基づいた客観的な判断
  • 「絶対無理」は言わない、でも「根拠のない大丈夫」も言わない
  • 子どもたちの可能性を信じてチャレンジする姿勢

塾としてのサポート方針

ニードモアアカデミーでは、生徒の皆さんに途中で諦めてほしくないという想いから、チャレンジを応援しています。ただし、足りない部分は正直に伝え、どう取り組むべきかの具体的なアドバイスを提供します。

2学期の学習戦略!〜基礎と応用の並行学習〜

弱点単元の完全克服

9月模試などで判明した弱点分野を、2学期のうちに完全に潰すことが最優先です。夏期講習を終えても残っている苦手分野は、この時期に集中的に取り組みましょう。

過去問演習のスタート

9月末には過去問が手元に届きます。

このタイミングから少しずつ過去問に触れていきます:

  • 現段階での目的:入試問題の雰囲気に慣れる、現在の実力と目標との距離感を掴む
  • 取り組み方:時間を計って解く練習程度でOK
  • 本格的な過去問演習:もう少し先の時期にメイン教材として活用

保護者の方へ!〜受験生との接し方〜

家庭での「支える」姿勢が重要

この時期の受験生は、模試の結果や志望校選択で不安になり、家でもピリピリしがちです。

保護者の方には以下の点を心がけていただきたいと思います:

結果よりも過程を見る

  • ❌「なんでこんな偏差値なの?」
  • ⭕「最近どんな勉強してるの?」

他の子と比較しない

  • ❌「○○君は志望校を上げたらしいよ」
  • ⭕ お子さん自身の成長に注目する

最大の応援団であり続ける

  • 不安からの感情的な反応を避ける
  • お子さんにとって一番の味方でいる
  • 塾と家庭での情報共有を密にする

まとめ

中3の2学期は、まさに「受験の天王山」と呼ぶにふさわしい重要な時期です。

夏期講習でデイリーテストを乗り越え、基礎力をつけた受験生の皆さん。その成果を2学期で確実に発揮し、志望校合格に向けて一歩一歩進んでいきましょう。

2学期のポイントまとめ:

  • 夏で培った基礎力を応用問題で活用
  • 3回の模試をそれぞれの目的に応じて活用
  • 内申点確保の最後のチャンスを逃さない
  • データに基づいた志望校選択
  • 弱点克服と過去問演習の並行実施
  • 保護者の方は支える姿勢で

この時期を乗り越えた受験生は、必ず志望校合格を掴むことができます。ニードモアアカデミーでは、一人ひとりの受験生を最後まで全力でサポートしてまいります!


ニードモアの『聴く塾便り』はYoutube、Spotify、Apple Podcasts、Amazon Musicで配信中です。

コチラからシェア!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次